一流芸能人GACKTさん初のビジネス書が去年(2019年)に発売されましたね。
僕は発売されてわりとすぐに購入し、読みました。
自伝などを含めて、本自体は何冊か出されていたと思いますが、ビジネス書は「GACKTの勝ち方」が初めてですよね。
せっかく前回GACKTさんに関するブログ記事を書いたので、今回は「GACKTの勝ち方」を読んだ感想や、
なるべくネタバレにならない程度に、印象的だった内容について触れていこうと思います。
GACKT初のビジネス書 『GACKTの勝ち方』
GACKTさん初のビジネス書、「GACKTの勝ち方」は、帯にもあるように、
人脈、プライベート、会食、趣味、信用、印象、自分自身、などに対する、妥協のないGACKTさん自身の、考え方・貫き方・生き方などへの徹底したストイックな姿勢
などについて書かれています。
そして、それらすべてを、ひいては人生をマネタイズするGACKT流の方法について語っています。
『GACKTの勝ち方』の内容と感想
目次
この本に目次のページが存在しないのですが、
「第1章・人生をマネタイズ」「第2章・GACKTの勝ち方」「第3章・メンタルリセット」の三つの章に分けて、書かれています。
それぞれ、ネタバレにならない程度にざっくりどんなことが書かれているか紹介します。
第1章・人生をマネタイズ
GACKTさんにとって、人生において稼ぐということはどういうことなのか、音楽活動・事業についての考え方について書かれています。
音楽活動と、それ以外のビジネスをなぜするのか、人生をマネタイズする本質について学ぶことができます。
第2章・GACKTの勝ち方
本のタイトルでもありますが、ここが一番重要な章だと感じました。
自分の人生に対する考え方を貫き、勝負で勝つ上で必要な覚悟について書かれています。
中でも特に印象的で、大切な考え方だと思ったのは、GACKTさんの覚悟と行動についての考え方です。
覚悟について、GACKTさんはこう語っています。
「覚悟があるから勝負に勝てる。」
「勝負に必要なもの、それは覚悟。覚悟が無い者が多すぎる。」
確かにその通りだと再認識しました。
この文章だけ引用してしまうと根性論のように聞こえてしまうかもしれません。
根性論的な考え方は、時代錯誤であり、今の社会の風潮にはあわないと感じる人もいると思います。
たしかに度を越していたり、命に関わる問題で根性論を説くのは適切ではない場合があります。
しかし、なにかをする上で、それに取り組む心構えや覚悟が大切という事実は変わらないと思います。
あわよくばうまくいけばいいやという考え方でなにかを始めたとき、難題にぶつかったとき、諦めて、ほかの道を探してしまおうと思ってしまいがちです。
この本を読めば、
GACKTさんが覚悟を重視する考え方も、決して、根拠薄弱な根性論ではなく、自身の過去の出来事などから得たものに裏付けされた経験則だとわかります。
また、GACKTさんの行動に対する考え方も非常に大切な考え方だと思います。
「知ること」「覚えること」「考えること」「動くこと」
一般的な人が、なにかを知ってから、動くまでのプロセスですが、
GACKTさんは、これは間違っていると考えます。
行動をする上での指針の一つになると思うので、ぜひ一度読んでみてください。
本の中で、GACKTさんの知ることから行動までの正しいプロセスに対する考え方を語っています。
第3章・メンタルリセット
お正月の格付け番組で発した言葉ですが、メンタルリセットとはどういう意味なのか、
ベストの選択と努力ネガティブをポジティブに変えることなどについて触れています。
GACKTさんの美学とも言える考え方が書かれています。
まとめ
僕別にGACKTさんのファンではないですし、せいぜいお正月の出演番組を見たり、
インターネット上のPUBGというゲームの番組に出ているところを見るくらいですが、
この本はとてもいい本だと思いました。
テレビで見る分には謎の多いGACKTさんですが、その行動原理がなんとなくわかったような気になれましたし、自分の生き方を振り返って、
見直すべきところがあるような気がしました。
あんまり書くとネタバレになるので、1章と3章は何が書いてあるか程度しか、
ここでは触れていませんが、GACKTさんの下積み時代を少し知れたり、GACKTさんの美学を感じることができる章でした。
今年もお正月、連勝できるのたのしみにしてます。
コメント