こんにちは。
コナー・マクレガーという総合格闘家は、普段、格闘技の練習をしない人や格闘技にあまり興味のない人でも、名前だけなら聞いたことあるという人もいるのではないでしょうか。
日本では、大晦日の格闘技番組で、日本の有名な総合格闘家と対戦するのかみたいな話がTwitterで話題でしたよね。
あくまで、ネット上の噂程度の話なので、あんまり信憑性はないように感じますが・・・。
コナー・マクレガーとは
コナー・マクレガーとは、アイルランド出身の総合格闘家で、UFC史上3人目の二階級制覇王者であり、UFC史上初の二階級同時王者だそうです。
身体的な特徴だと、胸に王冠をかぶったゴリラ、腹に虎のタトゥーがあり、その間に「MCGREGOR」と自身の名前のタトゥーが彫られているのが特徴的です。
UFCを代表する総合格闘家の一人だと思います。
コナー・マクレガー、強さの秘密

コナー・マクレガー選手と、他のUFCのMMA選手の違いは何でしょうか。
Youtubeで見ることができる試合の動画を紹介しながら、戦い方の特徴をいくつか挙げて紹介してみようと思います。
動画はUFC公式チャンネルのものです。
独特の構えとファイトスタイル
コナー・マクレガーの基本的な構えは、サウスポーで、右手は拳を作らず開いた状態で、相手の拳の軌道を遮るように構え、足のスタンスはやや広めにとっていることが多いです。
おそらく、コナー・マクレガーが空手を習っていたということはないと思いますが、
スタンスが広く重心を少し落とすように構え、手を前にだしている構えは、なんとなく昔の空手っぽいですよね。
ファイトスタイルは、基本的に寝技よりも、打撃を得意としていて、蹴りが届くくらいの間合いを保ちつつパンチやキックを出していく、というスタイルがメインな印象を受けます。
インファイトというか、お互い、パンチの応酬になるということは少なく、
相手のパンチの軌道を手で遮って、パンチに対しカウンターを合わせたり、たまにオーソドックスに構えてパンチやキックをだしています。
また、蹴り技も非常に多彩です。
自分の得意な戦い方をする。
ブラジリアン柔術の心得があると思うので、組技の対処ももちろんできていますが、
どちらかというと、グラップリングより、パンチやキックなどの打撃の方が得意なように感じます。
なので、テイクダウンされると、関節技やチョークを狙いにいくというよりは、なるべく立ちあがり、打撃でのファイトを続行しようとしている場面が多いです。
タックルを切るのもうまく、あまり寝技につきあわない戦い方をします。
日々のトレーニング
サンドバッグ、ミット打ち、筋トレ、軽いスパーリング、柔術練習、スポンジ棒を使った体捌きの練習、他にも独自の練習方法などをしています。
公開されているトレーニングの様子を見る限り、
ほかの格闘技の選手と同じように、ミット打ちやサンドバッグなどの練習をしているようです。
たまに、かわった練習もしているので、まねしてみるのもいいのではないでしょうか。
取材や番組内でのことなので、練習ではないですが、空手やテコンドーの練習を見たり参加したりしている動画もあります。
いろんな技術を吸収し自分のものにしているようです。
多彩な蹴りなどの技術もこういうところからきているのかもしれません。
強靭な精神力
動画内の言葉を引用します。
「逆風をすべて、絶対やってやるという原動力にした。お前には無理という奴よりも努力してやる。そう胸に抱いて俺は頂点に上っていった。」
「ここまでたどり着き前進を続けられる理由は俺の狂気じみた努力だ。」
「情熱を持った事じゃないとそこまで取り組む事はできない。」
僕は、根性論は嫌いですが、こうした強い意志なしに、大きなことは成し遂げられないと思っています。
みんなが必死に努力する中で、うまくいったらいいや程度の意志で何かを成し遂げるのは、困難なことにぶつかると諦めてしまうかもしれないし、継続的に努力を続ける事ができないと思います。
コナー・マクレガーのチャンピオンたる所以だと感じます。
上手い人の真似をする事と練習量の重要性

コナー・マクレガーのように戦うことができなくても、自分の格闘技、武道やスポーツの上達に役立たせ、いかすことのできるヒントを学ぶことはできると思います。
たとえば、もし、柔道経験者で、組技は得意なのだが、打撃はあまり得意ではないという総合格闘技を練習している人なら、
コナー・マクレガーが、打撃主体で戦うところから学び、
「なるべく打撃につきあわず、組技を狙いに行く試合運びを心がける」などです。
あるいは、インファイト系のファイターが苦手だという人であれば、間合いをとる構えを真似するのもありだと思います。
まとめ
以前、フロイドメイウェザーのディフェンステクニックに関する記事を書いたのですが、今回はボクシングではなく総合格闘技の偉大な選手についてまとめてみました。
格闘技をやっていても、いなくても、チャンピオンから学ぶべき事は多くあります。
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