「格闘技・武道において、筋トレは必要ない」みたいな話たまに聞きませんか??
ネットでも書かれているし、僕も実際言われたことがります。(気にせず筋トレしてますけど)
今回は、筋トレ必要ない派と筋トレ必要派の意見でよくあるやつをいくつか紹介して、格闘技に筋トレが必要かどうか考えていこうと思います。
格闘技に筋トレはいらない?意味ない??

格闘技に限らず、野球でもサッカーでも、スポーツをする上で筋トレってある程度すると思います。
部活のときも筋トレする時間ありましたよね。
特に、球技などとは違い、体のぶつかりあいの多い格闘技では、格闘技のうまさ自体も当然必要ですが、力の強さも重要なファクターになってくると思います。
それでも、格闘技をする上での筋トレという話になると、後で詳しく触れますが、
「パンチのスピードが落ちる」とか「格闘技うまければ大丈夫」というようなことを主張する人がたまにいます。
「格闘技に筋トレは不必要」派の意見

実際に僕が言われたものや、ネット上に多くあった、格闘技に筋トレ不要論者の主張で多いものをまとめてみました。
もちろん、他にもあると思いますが、多かったのはこの辺りだと思います。
技術があれば筋トレはいらない
はじめに、格闘技の技術があれば筋トレは不要という説です。
人によって、筋トレがどの程度不要かは違うと思いますが、極端にとらえれば、「格闘技の技術を身につければ、体格的に勝る相手にも勝てる」というような
解釈もできなくはないです。
あるいは、「いらない」と言い切っていますが、「あくまで筋トレよりも格闘技自体の練習の方が優先事項としては上であって、筋トレも必要だ」というふうにも捉えることもできます。
階級の問題
次に階級の問題です。
あんまりがっつりフィジカルトレーニングをして、筋肉をつけると、階級に影響がでるという主張です。
これは確かに一理ある気がします。
ハンドスピードの低下
最後に、筋トレをすることによって、余計な筋肉がつき、パンチのスピードが遅くなるという主張です。
あるいは、筋トレをすることによって、筋肉に頼ったパンチをしてしまって、パンチのフォームが崩れてしまうというような意見です。
これも、ボクシングや空手などの、打撃系の格闘技をしている人なら、よく聞く意見だと思います。
気にしなかったですが、実際に僕も、他人から言われたことがあります。
「格闘技に筋トレは必要」派の意見

基礎的なフィジカルは必要
基礎的な肉体的な強さは必要だという意見です。
結局、格闘技で筋トレ必要派の主張としてこれを一番よく聞くのではないでしょうか。
もちろん、ボクシングなどの試合を意識して、階級を気にしなければいけない人もいると思うので、絶対的なものではないですが、体格の利は大きいように感じます。
おそらく、他にも筋トレをするべき理由はあるのかもしれませんが、多かったのは、
基礎的なフィジカルの重要性を指摘する意見でした。
筋トレの必要性と結論

みなさんは、どう思っているでしょうか?
これらの主張をみて筋トレが不要と考えるか必要と考えるか、賛否両論かもしれません。
どちらの意見も言いたいことはわかりますし、部分的には正しくて強く否定することはできず、一概には言えないですが、
個人的には、格闘技において筋トレは必要かなと思っています。
あと、「格闘技の技術があれば筋トレいらない」と「筋トレによってハンドスピードが落ちる」という意見についても疑問があります。
たしかに、格闘技において、格闘技の技術が重要なのはいうまでもないと思います。
例外的に、合気道の塩田剛三という達人のような、体格は小柄でも、圧倒的に技術が優れているような人もいますが、
心技体という言葉があるように、体力的な強さも同じくらい大切な要素です。
逆に、筋肉隆々だからといって格闘技がうまいというわけでもないですよね。
海外の喧嘩の動画を見ていると、体格のいい外国人なのに、パンチは大振りで、格闘技的には、お世辞にもいいパンチだとは言えないものが多いです。
ハンドスピードに関しても、筋トレをしたらパンチが遅くなるという意見は、僕より筋肉があるのに僕よりパンチ速い人はたくさんいるので、あんまり信じていません。
でもどうなんですかね。詳しい方いたら教えてください。
自宅でできる自重トレーニング

とはいえ、本格的に筋トレをする余裕はないという人は、自宅で自重トレーニングをするのもいいのではないでしょうか。
自宅にダンベルなどの器具がある人はそれを使うのが一番だと思いますが、ない人は、とりあえず、自重トレーニングをするだけでも、効果はあると思います。
まとめ
フィジカルトレーニングは、格闘技に限らず、多分他のスポーツでも重要ですよね、
正直あんまりやってて楽しくはないですが、体格的な面で負けていると感じたら筋トレをしてみるのもいいと思います。
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