肩甲骨によるウェイブを使う格闘技「ゼロレンジコンバット」

格闘技

最近、アクション俳優の坂口拓さんのYoutubeチャンネルが人気ですよね。

ゼロレンジコンバットという格闘術の中の技術「ウェイブ」を主に使って、比較的Youtubeで扱いにくそうな、戦闘術・護身術やアクションを、視聴者が楽しめる形で発信されています。

今回は、ゼロレンジコンバットや肩甲骨を使ったウェイブについて調べてみました。

坂口拓さんの「たくちゃんねる」と映画「RE:BORN」

坂口拓・斎藤工・大塚明夫共演!『RE:BORN リボーン』予告編

坂口拓さんと師匠でありゼロレンジコンバットの創始者である稲川義貴さんが出演されている「RE:BORN」という映画の影響もあると思いますが、

肩甲骨を波のように動かす、ウェイブという技術は、他の格闘技や武道では、強調して扱われることの少ない概念なので、神秘的な魅力を感じるのではないでしょうか。

ゼロレンジコンバット(零距離戦闘術)とは

https://www.youtube.com/watch?v=Z-V3ikX92isより引用

ゼロレンジコンバット(零距離戦闘術)とは、稲川義貴さんによって創設された戦闘術です。

筋力にあまり頼らない、武術的な身体操作を使った格闘術であるということは一般に公表されていますが、あまり詳しくは明かされていません。

銃の射程圏をロングレンジ、ショートレンジと呼びますが、体術は距離が極めて近く、ゼロ距離であることが、「ゼロレンジ(零距離)」という名前の由来だそうです。

余談なんですけど、昔、BAZOOKAという番組で紹介されてませんでしたっけ。

見間違いか他の番組かもしれませんが、何年か前に何かで紹介されているのを見た気がします。

ゼロレンジコンバットの実践

映画「RE:BORN」の中で、稲川義貴さんと坂口拓さんが戦うシーンです。

ジャングルで、複数の相手と戦うシーンもよかったですが、終盤のここもかっこよかったですよね。

序盤はお互いカランビットナイフという特殊な形のナイフを使って戦闘を行いますが、途中は少し素手同士の戦いにもなります。

ジャングルでの戦闘シーンでは一人一人を割と流れるように倒していますが、このシーンではしっかりとお互いに攻防があります。

稲川義貴さんの経歴

稲川義貴さんの著書「零距離戦闘術 入門編」のプロフィールによると、「米軍特殊部隊の格闘技教官を務めていた」と紹介されています。

米軍での指導ではなさそうですが、外国で外国人に対して、技の解説を行っている稲川義貴さんらしき方の動画が、以前Youtube上にアップロードされていました。

トレーニング用ナイフ(というより合気道などで使われる練習用の木製の短刀?)を使ってディザームの解説をしていました。

現在(2020年8月15日)、この動画はYouTubeから削除されているようです。


ウェイブとは

次は、ゼロレンジコンバットの中でも、代表的な身体操作として、よく紹介されることの多いウェイブという技術です。

ウェイブとは、一言で言って仕舞えば、肩甲骨などを柔らかく使う身体操作です。

動画によっては、「股関節ウェイブ」という言葉が出たりするので、「ウェイブ」を使える部位は肩甲骨に限らないようです。

ディザーム(disarm・相手の持っているナイフなどの武器を取り上げること。武装解除。)するときやウェイブパンチなどいろんな場面で用いられています。

肩甲骨などを柔らかく使う技術「ウェイブ」のやり方

基本的に、ボクシングなどの格闘技のように拳を作り、顎の辺りまでガードをあげる構えはとらず、肩甲骨を動かしながら、やや脱力したように構えます。

例えば、相手に手首を握られているとき、上腕の筋肉に頼って相手の腕を引っ張るのではなく、脱力し肩甲骨から相手に波を伝えるようなイメージで力を加えています。

この身体操作の原理を応用することによって、ディザーム、テイクダウン、パンチなどで幅広く効果を発揮します。

より具体的なウェイブのやり方の考察

遂にウェイブパンチ炸裂・・!芸人行雄、ゼロレンジコンバットに散る

矢地祐介選手とのコラボ動画です。

この動画の中で(2:35くらいから)実際にウェイブを使って相手の腕を引くことに挑戦していますがうまくいきません。

うまくいかない矢地選手のウェイブと坂口拓さんのウェイブでは何が違うのでしょうか。

結論からいうと、僕は、矢地選手が肩甲骨だけで相手の腕を引いてしまっているところが大きく違うと思います。

矢地選手が相手の腕を引こうとするとき、脚が棒立ちになっています。

そして、肩甲骨を回し、後方へ引こうとしています。

一方、坂口拓さんは違います。動画の 2:06~ あたりから0.25倍速でみると、肩甲骨より先に腰が動いています。

その後、上体が動いています。

このことから、ウェイブは肩甲骨も確かに重要ですが、それと同じくらい、自分の体重を利用するために、膝や腹筋(臍下丹田)などを連動して使うことも重要なのではないかと思います。

ウェイブという名前がつく前、この身体操作を「スカプラボーンコントロール」という名前にしようかと思っていたという話があるように、たしかに肩甲骨を使います。

ただ単純に肩甲骨(を動かす広背筋)だけを使うわけではないのではないかと思います。

まとめ

と、いうのが、YoutubeとREBORNでウェイブを見てみた僕の感想でした。

ただ単純に、動画を見て推測した考察にすぎないので、もし、そうじゃなくて実際はこうなんじゃないかという考察がある人はぜひ教えてください。

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